紫外線UVCよくあるご質問

紫外線ライトの青色の光が見えているが紫外線は目に見えないはずでは?

 青白く光って見えるのは点灯状態が判るよう同時に発光している可視光であって紫外線ではありません。紫外線は目に見えません。

ウイルスの他にも有効なのですか?

 紫外線UVC波はあらゆる菌、バクテリア、ウイルスに有効といわれていますが、種類によって完全に消毒できるまでの時間(紫外線照射量)が違ってきます。

紫外線ランプはなぜガラス管がむき出しになっているのですか?

 ランプには特殊な高品質なガラスを使用して減衰を極力少なくしていますが、実は紫外線UVC波は普通のガラスですら著しい減衰が発生します。

また、1mm程度の厚さの透明なプラスチック板でもほぼゼロになってしまいます。したがってランプのチューブ管の前にはカバー等を取り付けていません。

 チューブを割らないよう気を付けてご使用ください。万が一割ってしまった場合は掃除機で吸い込まずにホウキ等で個別のビニール袋に回収するなどして下さい。

透明なアクリル板は紫外線UVCは通過しないのですか?

 はい。厚さ1mm以上の一般的なアクリル板や塩ビ板は透明であっても通過しません。したがってプラスチック製のパーティション等を上手く配置することで紫外線UVCの影響を受けない「安全地帯」を作ることもできますが、

当社製品のレーダーセンサーは透明なアクリル板の向こう側も人の動作を検知しますので、部屋から移動できない観葉植物などの保護目的などに限定して下さい。

どうしても紫外線ライトを見なければならないのですが、良い方法はありますか?

 紫外線UVCライトから5m程度の十分な距離をとっていれば影響はほぼありません。また十分な距離を取れないときはプラスチック製レンズの眼鏡を付ければほぼカットできます。

気温や湿度の変化によって紫外線UVCの消毒能力に変化はありますか?

 あります。気温が低い場合や湿度が高い場合には空間を通過する紫外線UVC波のエネルギーが劣化します。

 またガラスのチューブ管に付着したホコリ等によってもエネルギーが劣化しますので乾いた布で定期的に掃除して下さい。

 また、気温が35度以上の時には赤外線センサーの動きを感知できる距離が短くなります。

使用中に独特のニオイがするのですが?

 これは大気中のウイルスや雑菌等が紫外線UVCライトによって消毒された時に発生する匂いです。布団を天日干しにした後に香る匂いも理由は同じです。使用後は軽く換気を行ってください。

壁に当たって反射した紫外線は人体に被害はないのか?

 紫外線UVC波は物質に当たると急激に減衰する性質を持っていますので、仮に壁の近くにライトを設置し反射したとしても壁から10cm程度で影響はほぼゼロになります。